院長紹介

挨拶

はじめまして、「まついハートクリニック」院長の松井朗裕と申します。
この度、ご縁があり2022年6月に、住み慣れた岩槻の地に夫婦で新規開院させていただくこととなりました。これまで農村診療所から高度救命救急センターにわたるまで、様々な医療現場で、心臓および血管疾患を中心に診療に携わり、また研究に励んで参りました。心血管カテーテル検査・治療については約7000例を行い、救えた命はたくさんありましたが、一方で再発例も多く経験し、発症後の予防的介入がいかに大事かということを感じてきました。

再発予防のためには、高血圧、糖尿病、脂質異常症、慢性腎臓病などのリスク因子に対する薬物治療のほか、継続的な適度な運動、食事療法、禁煙など、すべきことは多々あります。これらに対する総合的なアプローチを包括的心臓血管リハビリテーションと呼んでおり、継続介入により健康寿命を延ばせることが知られております。これを実現するため、通常診療室に加え、健康増進室（心臓血管リハビリテーション室）を整備し、専門知識をもったスタッフとともに生活習慣の見直しや改善を様々な方向から提案したいと思います。

またCT検査装置や院内迅速血液検査も完備しており、心血管疾患のほか各疾患の早期発見や的確な診断、迅速な治療にも対応しております。安心して来院いただけますよう、発熱者に対する隔離室も整備しております。

患者さんに寄り添いながら、本気で健康維持・増進を考えていきたいと思いますので、何卒宜しくお願い致します。
尚、かかりつけ頂いた方が通院できなくなった際には、訪問診療も随時相談させて頂きます。

院長　松井朗裕

経歴

2000年　
獨協医科大学医学部卒業
2000年～2005年
京都府立医科大学附属病院研修医
京都第一赤十字病院循環器科レジデント
朝日大学附属村上記念病院循環器科医員
2008年
京都府立医科大学大学院循環器腎臓内科学卒業／医学博士号取得
2008年～2014年
京都府立医科大学附属病院循環器腎臓内科助教
京都第一赤十字病院循環器科医長
2014年～2022年
春日部中央総合病院心臓病／下肢救済センター循環器科部長

所属学会・専門医など

医学博士
日本内科学会内科認定医
日本循環器学会循環器専門医
日本心臓リハビリテーション学会指導士
日本心血管インターベンション学会専門医
植込み型除細動器（ICD）／ペーシングによる心不全治療（CRT）研修修了医
日本救急医学会ICLSコース修了医
身体障害者福祉法第15条指定医（心臓）

臨床研修指導医、弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター
日本糖尿病協会登録医
日本心臓病学会
日本フットケア足病医学会
日本禁煙学会
幸手看護専門学校非常勤講師
春日部市立医療センター非常勤医師

所属学会・専門医など

学位論文：

Matsui A, Okigaki M, Matsubara H, et al. Central role of calcium-dependant tyrosine kinase PYK2 in endothelial nitric oxide synthase mediated angiogenic response and vascular function Circulation. 2007 Aug 28; 116(9):1041-51.

第 18 回青蓮賞受賞(京都府立医科大学) (2008.2)
その他論文著書：

Matsui A, Murakami M, Ando H, et al.　The efficacy of the transdermal isosorbide dinitrate patch in patients with chronic limb-threatening ischemia. Int Low Extrem Wounds. 2020 Sep 23

Matsui A, Kusaba T*, Okigaki M, Matsubara H, et al.　Klotho is associated with VEGF receptor-2 and the transient receptor potential canonical-1 Ca2+ channel to maintain endothelial integrity

PNAS. 2010 Oct 21.　*indicates equal contributor

Matsui A, Kato S, et al.　Quantitative analysis of microcirculation disorder in cardiac muscle by cardiac muscle contrast echocardiography in takotsubo cardiomyopathy

Clinic and Research. 2007; 84(9):75-78.

Matsui A, Shimazaki C, Ochiai N, Nakagawa M, et al.

A case of the chronic lymphatic leukemia that complicated the acute eosinophilic pneumonia that anaphylactic reaction by methylprednisolone was doubted

Clinic of Cancer. 2002; 48(12):813-817

副院長紹介

挨拶

まついハートクリニック副院長の松井美琴と申します。

私は旧岩槻市立和土小学校、城南中学校を卒業しました。この度、院長とともにここ岩槻で開院することになり、地元の皆様に一生懸命貢献していきたいと存じます。

これまで救急医療をはじめ、腎臓内科、透析医療、糖尿病診療、総合内科、消化器内科、人間ドック等様々な分野で研鑽を積んでまいりました。それらの経験を活かし、小さな傷の手当から内科全般の診療と幅広く診察していきます。2人の異なる専門分野により、診察、検査、診断、治療へとつなげ、必要な場合には、大学病院や総合病院へご紹介させていただきます。

わかりやすく丁寧な説明を心がけ、「まついハートクリニック」に通院される皆様が健やかな生活を送れますよう、ささいなことでもお気軽にご相談いただければと思います。

副院長　松井美琴

経歴

2000年　
獨協医科大学医学部卒業
2000年～
獨協医科大学越谷病院　救急医療科入局
国立国際医療センター　救急部　勤務
朝日大学歯学部附属村上記念病院　消化器内科勤務
恵心会　京都武田病院　内科（腎臓内科・透析）勤務

2009年～
出産後、腎臓内科・透析医の非常勤医として勤務
大島病院／洛西シミズ病院／桃仁会病院／京都府立医科大学附属病院等

2015年～現在
獨協医科大学埼玉医療センター附属越谷クリニック（透析部）非常勤

所属学会・専門医など

日本内科学会総合内科専門医
日本救急医学会　救急科専門医
日本透析学会　透析専門医

日本糖尿病協会　療養指導医
日本腎臓病学会
日本腎臓リハビリテーション学会

診療方針

早期発見から治療への迅速な診断、ならびに専門的治療後の再発予防に努める。